新しい仕事について「初日」

久々の2連休。友人Yに誘われ梅田に服を買いに行くことに。

 

電車内で中途半端なヒゲにあったファッションは難しいためいっそのことヒゲを伸ばしてもいい職場に転職するべきだと勧められた。私は面倒臭がり屋のためかなり難色を示したが、いつもの如く論破される。

 

梅田のヨドバシカメラにあるカフェで男二人。パンケーキを食べながら4万円で買える春服を検討する。そもそもせっかく27年間生きてきて初めてできた貯金4万を今ファッションに投資すべきなのかを再議論。

 

たびたび交わされることだが彼とのディベートおよびディスカッションは私の全敗だ。今の職場。恥ずかしながらアルバイトへの依存や未練から転職に億劫な私に彼から告げられる言葉は辛辣。フリーターから会社員に昇格した経験があるからこそ彼の口から出る言葉は的確で重い。チャレンジを恐れる自分に容赦ない叱咤が突き刺さること一時間、浮き足立って春服を買いにきた足取りはどこえやら。足取り重く西中島駅に帰宅する電車内で「なんにせよ今の飲食店での立ち仕事を続けても未来はない」と一押しされ求人サイトの閲覧を再度決意。

 

帰りの道中新たな提案があった。起業、あるいは株やブログ、輸入代行等での収入を考えてはどうかと。正直私の頭は一度に押し寄せた多くの提案でパニックである。

 

彼いわく「より頭を使った方が面白い」と怠惰を貪ってきた私としては頭をハンマーで殴られた衝撃だった。いかに頭を使わずに日々を過ごすかに熱心になってるそこのあなたも耳が痛いだろう。

 

結果。就職なんて面接さえちょっと頭を使い上手くやれば容易い。しかし個人でやる事業は頭をフル回転させなければ何も始まらない。ということで貯金4万を元手に輸入代行を始めてみることは決意。頑張り次第で翌月から収入が入る可能性があるのも魅力だった。

 

その足で自宅に向かい、まずはクレジットカードの限度額をチェック。そして新しいカードの作成。次にEvernoteはてなぶろぐ、寿司打、メルカリと続けてブックマークに入れた。最後にメルカリに新規登録を済ませたところで手が止まった。

理由は頼りにしていた楽器関連の輸入が芳しくなかったからだ。そうなると何を海外から輸入したらいいかのか一向にわからなくなった。

 

行き詰まった私は寿司打を20分行なった後、ブログを書くことにした。

平成最後の2月。ビジョンの見えない私の行く末やいかに。